介護職という選択

介護職への就職を選択する方へ。現役デイサービス施設長からの情報提供

社会福祉とは

社会福祉を説明します。介護職向けに。硬い話にはならないように実例を交えまして。
介護送迎風景

社会福祉とは

失業保険がなかった昔、仕事なくて困っている人がいました。当面、今晩のご飯をどうするかが大問題。あなたはご飯をおごることにして困った人は助かったのでした。これは間違いなくいい事です。美談です。

継続性が必要

でも次の日どうなるかです。あなたはがんばって毎日おごる事にしました。いい事があった時、気分のいい時は良い物をおごりました。でも出張があったり遊びに行ったり、忙しい時は救いの手もお休みにせざるを得ませんでした。でも月に平均するとまあまあ十分な食事を提供できました。

定時定量性が必要

ある時は豪華で超満腹に。ある時は飯抜き。これでは困るのでストックしておく事にしました。毎晩同じ量と質を提供する事にしました。ところが運悪くあなたは職を失ってしまって共倒れになりそうになりました。

永続性が必要

止まってしまっては困ります。志を同じくする人を集めてみんなでする事にしました。同志の中で仕事がなくなった人をみんなで救う事にしました。ところが他の人を助けるより、自分が助けられるほうが楽だって思った人が出てきてしまいました。

回復が必要

助けられる環境に満足してしまっては困ります。助けられている間にちゃんと仕事に復帰できるように努力しないといけません。働けなくなった原因を解決する必要があります。そのために復帰の計画を立てる事にしました・・・。


 

この辺が原始的な保険です。社会福祉はこれに似ているのです。働けば働くほど儲かるのがこの世です。逆に働けなくなったら途端に困ってしまうのです。働けなくなる確立はどんな人にもあります。病気だったり失業だったり高齢化だったり障害が起きたり。そんな状態になっても最低限の生活ができるように保障する国家的仕組みが社会福祉です。

社会保障は広い意味で社会福祉に含められると思います。健康保険、失業保険、年金制度等々です。毛色の違う物として義務教育、公共の設備もそうではないですかね。狭くは生活保護、高齢者の生活を守る事、障害者(おっと。最近は障碍者って書くんですかね)の生活を守る事、児童を守る事など○○福祉と言われる物です。

介護職を選択すると言う事は社会的弱者を救済する仕組みの中に身を置くと言う事になります。社会的弱者とは高齢者や障碍者、児童等ハンディキャップのある方。その方達の生活水準を一定に保てる社会を築く事になります。求人倍率が低いから介護職をねらってみるって人もいるかもしれませんが実はこんな意義があり、誇れる仕事でもあるのです。

介護職を選択する事。それは何らかの障害のある方のお手伝いをする事。それは間違いのない事です。介護職という物の存在意義は常に意識する必要はありません。でもこの社会の中で自分がどんな役割を選択したかは心に停めて置くとよろしいでしょう。介護職となられたらいつか壁にぶつかる時が必ず来ます。そんな時にご自分が何をしてきたか、何をしようとしたかを思い出せば解決策を見付けるために役立つかもしれません。

サイト管理人”かんり じんじ”のまとめ

かんり じんじうーん。ちょっと構えすぎたような。テーマが大きすぎたかな?これだけの紙面でまとめようと言うのに私ごときでは力不足。もっと詳しく書かねばならぬ所をはしょり過ぎたか?省略した所というのは実は介護職の仕事はすごく奥深い点です。ここは介護職を選択する方にしっかり押さえてほしい所、ですのでまたページを改めて説明したいと思います。

 - 介護職に知っておいてほしい事